HIV検査を受けてみよう

▶HIVに感染したかも・・・
 

HIVに感染したかも・・・と不安を感じたら、症状がみられなくてもHIV検査を受けましょう。エイズ(AIDS)の発症を遅らせるためには、HIV感染の早期発見が重要です。

下記のようなHIV感染の可能性がある機会があり、HIVに感染したかも…と不安を感じたら、HIV検査を受けましょう。
HIVに感染しても何も症状があらわれない場合があります。発熱、リンパ節腫脹、咽頭炎、発疹、筋肉痛、頭痛、下痢などの症状がみられなくても、HIV感染の可能性がある機会があった場合にはHIV検査を受けるようにしましょう。

HIV検査によって、HIVに感染していないことがわかれば、その不安を解消できます。
また、HIV感染がわかった場合でも、治療を早期に開始することができるため、エイズ(AIDS)の発症を遅らせることができます。

主なHIV感染の可能性がある行為

  • 予防をしないセックス(コンドームを使用しないセックス・アナルセックス・オーラルセックスなど)
  • よく知らない人や複数のパートナーとのセックス
  • 注射の回し打ち、刺青(タトゥー)、ピアッシング器具の使い回し
    など

※ピアスの穴をあけること

▶HIV検査はいつ受けたらいいの?
 

HIVに感染したかも・・・と少しでも心配になったときはHIV検査を受けましょう。また、感染の可能性がある機会から3カ月程度経った後に再検査を受けることも重要です。

HIVに感染したかも…と少しでも心配になったときはHIV検査を受けましょう。
また、HIV感染に関して不安を抱いている場合は、保健所や電話相談、サポート機関を利用して相談してみてください。早期に相談・検査を受けることで、HIV感染への不安の解消やHIV感染の早期発見につながります。

ただし、HIV感染後すぐに血液中に抗体が検出できるわけではないので、正確な検査結果を得るために感染の可能性がある機会から3カ月程度経った後に再検査を受けることが重要です。
HIV感染の可能性がある機会から3カ月以内の検査で陰性であった場合も、3カ月程度経った後に再度検査を受けるようにしましょう。

HIV検査を受けるタイミング

公益財団法人エイズ予防財団:HIV/エイズの基礎知識, 2015より改変

▶HIV検査はどこで受けられるの?
 

HIV検査は、全国のほとんどの保健所や自治体の特設検査施設、および医療機関で受けることができます。

HIV検査は、全国のほとんどの保健所自治体の特設検査施設で、無料・匿名で受けることができます。自分の居住地以外の保健所でも検査は可能です。各施設によって検査実施日は異なりますので、ご確認ください。
また、病院やクリニックなどの医療機関でも希望すれば有料で受けることができます。
夜間や休日に検査を実施している施設もあります。

詳しい検査の実施場所は、「HIV検査相談マップ(http://www.hivkensa.com/)」などをご参照ください。

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